わがはじ!

めんどいオタクのブログ。同人誌もやってるよ。

メンタルのヘルスのはなし

なんだか、季節の変わり目って気分が晴れない。

 

しかもこう雨続きだと、特にどうしようもない。ニュースなんか見てても、二学期始まる日が子どもの自殺が一番多いとのこと。それにまつわる精神的な話とかもバズられてて。ちょっと暗い雰囲気ついでに、そんな話でもしようと思った。

 

 どうも自分は、メンヘラの気がありそうだ。と。そんな事を思ったのは、もう10年も前になる。希望していた強豪高校の硬式野球部に入部。野球というスポーツは大好きだったし、何しろ運動能力にも自信はあった。活躍できると思っていた。でも入ってみると、連日家に帰るのは24時過ぎ。朝家を出るのは5時という生活。正直今の職場よか全然ブラックだ。

 

そして厳しい上下関係。徐々に自分が消耗していくのが分かった。入部から3ヶ月もすると、身体がどうもおかしい。学校にはなんとか通っていたものの、昼になると必ず熱を出した。朝は36度のはずなのに、昼を過ぎる、要は部活の時間が近づくと38度を超す。

 

まぁ、そんな身体で部活にはいけず、早退する日が続く。でも、必死に入ったわけで。やめるわけにはいかないと踏ん張ってたものの、最終的には、頭が割れそうな頭痛に見舞われる。死ぬかと思うような頭痛。これはヤバイ。と、総合病院でCTやMRIといった類の検査を受ける。でも、どこにも異常は無し。結局途方に暮れ、しばらく学校にも行けなくなった。

 

最終的に、野球部顧問の「無理しないで、辞めてもいいよ」

 

この言葉を聴いた瞬間、全ての症状が改善した。あぁ、これが精神的な病気か。高校1年にして、そんな体験をしてしまい。

 

ただ、そこで完全に改善すればいいんだけど、どうもその時に感じた恐怖心というか、思考の癖がその後色んな不調を残すようになった。特定の心配事がなくても、不安で心臓の動悸が激しくなる。ひいては胸に激痛が走って何も出来ないとか。電車のホームで誰かから突き落とされる妄想に陥って、逃げ出すとか。感情のコントロールがうまく出来ずに、電車内とかで泣き出したり、笑いたくなったりとかとか。

 

ググったら、神経症というヤツみたい。まぁ、人間って色々あるんだなと思った。むしろ、こんな精密機械みたいな脳と循環機能、引いては神経を抱えて。故障しないほうがおかしいよなぁと。

 

なのでメンテナンスとして、お薬を少しずつ入れながら何とか生活してる。こういう事書くと、すぐ「メンヘラアピール乙ww」みたいな事言われそうだから書きたくもなかったけど、そろそろそういう事を言ってもいいのかなと思って書いてる。

 

多分、結構生きづらい感じに仕上がっちゃってるこんな身体でも、もうこんな歳になっちゃったし、諦めるしかないなと。そして、意外とこういう感情って、近いものを抱えている人は沢山いて。そんなことも吐き出せずに、日々学校に行ったり働いている人も結構いるんだと思う。往々にして、結局そうなった自分を延々と責め続けてみたり、自分をここまで追いやった両親とか周りの環境を責めてみたり。色んなはけ口はあるけど、責めると最後は自分が苦しくなるだけで。何も解決も出来ず、自分の居場所を蝕むしかなくなる。

 

 まぁ、しんどいなとは思う。こういう神経症とかっていうのは、治る治らないというよりは考え方をちょっとずつ変えていくとか、長いスパンで考えないとダメみたい。なので、まずはそういう性質を持ってしまった自分を認める事が大事なんだなと。

 

クズな自分を否定しない。ダメ人間ならダメ人間として生きていく。それも一つの覚悟だし、こう考えることで多少楽にはなれた気がする。こういう事を吐露するのも一つのそうした作業の一環かもしれない。

 

人って無駄にプライドだったり、見得だったり、意地がある。どんな人にもそれはある。ただ、不要なモノであれば捨てるべきだし、多分それには痛みも伴う。株価は不安定で、景気もわからん、国際情勢も混迷。そんな中で、精神的に安泰な人のが少ないのかもしれない。でも、人だから生きなきゃいけない。いや、生きたほうがいい。

 

輪廻とかそういうデカイ視点からすれば、人間として生を受けるっていう機会もレアなのかも。今がそんな貴重な機会だとすれば。多少、精神や身体がポンコツでも。苦しいように思えても。体験しといたほうが、いい気がする。

 

やらない後悔よか、やった後悔。生きない後悔よか、生きた後悔。そんな事を自分に言い聞かせながら、ギリギリの毎日を過ごしてます。なんだか、独白みたいでアレだけど、今日はそんな事を、豪雨降りしきる会社の窓を眺めつつ、思ってました。