僕が小学1年生の頃、恐らく夏休みのことだったと思う。お盆だったので母方の実家に帰った。そこで、突然親からスーパーファミコンをプレゼントされたのだ。ただ、この歳になるまで、ずっとこの出来事がどうも不思議というか、腑に落ちなかったのだ。 何より…
普通に働いて、普通に生きている。それ以上でも以下でもない生活。人はそんな日々に対して「幸せと思って生きろ」と言ってくる。病気の人、貧困に苦しむ人、はたまた他国では戦禍によって日常もままならない人が多くいる。それを考えれば「普通」というのは…
文学フリマが終わった。遊びに来て下さった方、ありがとうございました。 簡単にイベントに対する雑感として。 コミケの雰囲気も好きだけれど、久々に参加した文学フリマはなんかこう垢ぬけたようなイメージを受けた。売っているものも、どちらかと言えば「…
久々にブログを更新する。同人誌を作っていたら、案外満足してしまったので長めの文章を書かなくなっていた。今週末、文学フリマに参加する事もあり、新刊について多少語りたかったので、短いけれど更新することとしてみたい。 前回の宗教二世に関するエッセ…
いよいよ夏コミが目前。徐々に高鳴る気持ちはすり減ってはいるものの、ちゃんと盛り上がっている気はしている。 この夏は新刊として、さわやか宗教二世エッセイということで、自分自身の創価学会との関係について振り返る本を作ってみた。 ¥1,000 です。 こ…
ブログ更新も1月以上空いてしまった。気づけばバカみたいに暑い。そして鬱っぽい。こういう時こそ傾向と対策である。 この頃。とても気持ちが凪いでいて、何に対しても強い関心を持つことが出来ずにいる。それこそ先般行われた参院選の過程だったり、日々ネ…
入梅の頃はなんだか無性に文字を打ちたくなる。気分が下がり気味になるからだろうか、余計な考え事がよく頭の中を占めるようになる。 ここ数日でTwitterには排外主義だとか、差別主義といった言葉がよく流れてくるようになった。話題の出所は置いておいても…
以前も書いたが、恐らくヤフコメを人より熱心に読むようになってしまった。誠に遺憾である。 ヤフーニュースに付けられたコメント欄の意見、ヤフコメ。前々からしょうもない政治討論の場や、中高年のネット掲示板という形で揶揄されがちではあるものの、むし…
インターネットがつまらなく感じる。 10年前くらいから言われてきたことだが、改めて実感し、そしてやはりそろそろ距離を置くべきなのだろうかと考える。そんな事をブログで公言している時点でなんの進展にもなりはしないのだけれど、インターネットの中でも…
前回の話の続き。格闘ゲームに纏わる話をもう少しだけ続ける。 5月9日から5月11日の3日間にわたり、日本最大級の格闘ゲームオープン大会EVOJapan2025が開催されている。僕も昨日、ストリートファイター6部門にエントリーしていたので、参加してきた。 トーナ…
近年、格ゲーがやめられずにいる。 現行ハマっているタイトルとしては『ストリートファイター6』。実際かなり売れているし、このゲームが面白い、というのはもちろんそうなのだけれども、この前作『ストリートファイターV』についても、ある年には年間1,000…
ご存知、芥川龍之介が自死に至った感情として知られる言葉である。 我々、現代を生きるメンタル弱者もよく抱く。そのたび「あぁ、あの文豪も同じような気持ちになり、希死念慮に至ったのではないか」「自分も同じように死に至るべき存在なのかもしれない」な…
飲み屋で話すべきでない話題として「政治」「野球」「宗教」が挙げられるように。インターネット上で今、生成AIの話をするのは憚られてしまう。特にオタクであれば、日々SNSで画像生成だったり音楽生成など創作活動に関する激しい論争を見ることが多いと…
絶賛アラフォー中。歳を重ねると、生きる上での考えが変わる事も増える。今日はそんな話を少しだけ。 惰性、という言葉。10~20代の自分は半ば嫌悪していたと言ってもいい単語だった。いわば『こころ』でも語られる「精神的に向上心のないやつはばかだ」とい…
ここしばらくブログに読書感想文を3つほど書き、いずれも出生やら幸福論みたいなことに繋がる内容だった。 今回はその総括としての記事としたい。 突然だが、子を作る、というのはある種とても暴力的な行為であると思っている。ここで言う「暴力的」という…
読みながら、改めて自分が生まれてきたことが正しい事だったのか、そんな思いを巡らせてしまった。丁寧に練られた登場人物とそのバックボーン、その上で自身の出自を踏まえて、生まれることと生きることをどう解釈するかという思考実験が延々と読者に提供さ…
朝井リョウ氏『生殖記』を読み終える。忘備録がてら感想でも。 ネタバレしているので、内容を知らずに今後読みたい方は回避ください。 また強めの作品かとドキドキしながら読み進めたけれど、結論はだいぶソフトランディングだった。 同性愛者的マイノリティ…
宇野常寛氏の『庭の話』を読み終えた。 毎度ながら、氏の著作は読み入ってしまう。今回はその感想記事。 まずはざっくりと本書の大枠をさらってみる。本書は現状のSNSを中心としたインターネット空間への諦観から始まる。世間でも言われている通り、ネット上…
気づけばこのブログも長くなってしまった。 履歴欄を見れば2012年からの記事が確認出来る。実際のスタートは2008年のことで、当時ははてなに引っ越す前、FC2ブログだった。17年も前のことである。まだ在学中であり、大学生の頃から誰に見せる訳でもなく続け…
仕事始め。 もうアラフォーだというのに、毎年悲しい気持ちしか湧いてこないので、多少現実逃避でもしたい。 今年は珍しく、ライブ参戦が重なる年明けとなった。1/4(土)は声優・堀江由衣氏のツアー3日目、大宮ソニックシティでの公演。1/5(日)はギタリス…
年が明けてしまった。 あけましておめでとうございます、今年もよろしく。 年始めはまた性懲りもなく、今年はどう生きていくべきか見たいな感傷に浸っているわけだけれども、こういう積み重ねをしていかないと人は本当に何もすることなく生きていってしまう…
今年最後の記事。 今年一年、何かハマったものはあっただろうか…と考えふと湧いてきたのが、ヤフコメを眺めることだった。本当に終わってんなと感じる。 ただ、そうはいっても中々捨てたものでないと個人的には思う。今更の話だけれど、TwitterがXになり、純…
年も締まる年末、なんかこの所ずっと鬱傾向なので生きづらさについて少し考えていた。 昔から自分の内面と出力される行動が、今一つ合致しない感覚がある。挙動不一致とでもいうか。 こいつの事が嫌い、と思っていても気付いたら媚びている。こんな仕事辞め…
この冬コミ、久々にサークル参加しないことにした。 秋にはM3に出たし、コミケくらい一般参加して、同人誌買って回って、早々に帰りたい。そんな気持ちになった。 そんな怠惰な心持ちでいた秋口頃、知人の新野安さんのサークルから文章の寄稿を頼まれる。 ht…
凄い独特な小説を読んだので、久々に感想というか、雑感を書きたくなった。 この作品は物語というより、頭の悪い高校に通うタイプの異なるメンヘラ女子2人と、こちらも同じ高校、クラスで最も一目置かれたヤツに付き添い続けるやはり頭の足りない男子1人、そ…
この話、顕著なのは音楽だと思う。 先日、レディオヘッドの『Kid A』発表当時の掲示板スレ状況を振り返ろう、みたいなツイートがバズっていた。今では名盤のひとつと評される作品も、当時はほぼ酷評一辺倒といった具合で当初は受け入れられていなかった事が…
長いこと虚無と戦ってきた気がする。 いまブログに書き殴っているような、誰に読ませるわけでもない内省文章を、昔からノートに書き込んでみたり、タイプしてみたりして気付けば20年ほどが経つ。かなりの文章量が溜まっている。そして、この文字列を見返せば…
人間、余裕がないと碌なことをしない。 時間的に、精神的に、金銭的に。余裕があるからこそ他者を許容出来る。何かを作ろうと思える。美味しいものを食べたくなる。 最近、この余裕ってものが全ての源泉なのではないかと思えてきている。ウンコを我慢してい…
みたいな状況なんだと思う。 今思えば、この曲がめちゃくちゃ売れたのも、世間の空気感がマッチしたのもあったのだろう。先日、トランプ大統領が誕生した理由分析みたいな記事を読んだ。普段人種差別的なことを言っているけれど、なんでヒスパニックの方々す…
性別を答える事に際して。 最近、何かしらのアンケートや用紙記入の際。性別を問われる欄「男・女」の横に「無回答」というような項目が追加されているのをよく見かける。昨今のジェンダー意識の高まりが原因だろう。LGBTQと呼ばれるような性的マイノリティ…